前回お話しした『炎症』について、
触れていきたいと思います。
炎症とは何なのか。
炎症は、身体を治すために必要な過程であり、
治すための補修作業から、
その後の清掃作業をしている状態なのです。
細かい話をすると、
炎症が起こると以下の4つの症状が現れます。
①発赤(赤くなる)
②熱感(熱くなる)
③腫脹(腫れる)
④疼痛(痛い)
学生時代に必ずテストに出る部分でしたね。。。
①発赤&②熱感
この二つは、
患部が早く治るために血流が増加している状態です。
酸素や栄養を運んでいる血液が増えることで、
より治りが良くなるということです。
③腫脹
血管が損傷すると、
血管の透過性が亢進します。
どういうことかというと、
血管内の成分が血管の外に出やすくなるということです。
そうなるとどうなるか、
成分の一つである白血球が活動してくれます。
白血球は壊れた細胞などのゴミを掃除してくれます。
そうすることで、無事治癒に向かっていきます。
④疼痛
炎症が起こると、
痛みを感じさせる物質が現れます。
上に書いたような治癒過程をやりやすい環境を整えるために、
痛みを感じさせることで安静にさせます。
このように非常に合理的に身体の中では
治すためのプロセスが進められているのです。
人間の身体ってすごいですね。。。
なので、炎症は身体にとって必要なものなのです。
ではアイシングをすることは間違いなのか。
長くなってしまったので、
この話は次回に。
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